パリのビストロを東京で -ル・クロ・モンマルトル-
2006年 02月 16日
神楽坂の路地裏にひっそりとたたずむ「ル・クロ・モンマルトル」ですが、味の良さと本場らしい雰囲気が人気。オーナーがソムリエなので、手ごろなワインが飲めることでも有名です。
ランチタイムなら予約は必要ありません。さっと入ってムニュ(定食:1,680円)が食べられます。
ムニュではEntrees(前菜)とPlats(メイン)から1品ずつチョイス。
これに、バゲットとワイン(白or赤)が付きます。
バゲットに付くバターが太っ腹で嬉しい。バターがほんのちょっぴりや別料金だと悲しくなります。
前菜には、「ベーコンとチーズのキッシュ」、「鴨と鶏レバーのテリーヌ」、「いわしとシャンピニオンのパイ包み」など。メインでは「魚のポワレ」、「カスレ」など、定番が並びます。
この日選んだのは、「魚介のテリーヌバジルソース」に「サーロインステーキ」。「サーモンと帆立のタルタル」に「キャベツのひき肉詰め」。
フレンチビストロとしてはオーソドックスなメニューですが、洗練された味でとっても美味しい。とくに、ソースが秀逸でシンプルな料理ながら手をかけているのがよく分かる。
ムニュだけでも十分にお腹がいっぱいですが、余裕のある方は焼き菓子などのデザートもあります。
店内にびっしりと席が入り、奥の席に着くにはずずーっと店員さんにテーブルを引いてもらわないと座れないのですが、その密度のせいか非常に活気があります。
ざわざわとした店内で食事をしていると、本当にパリのビストロにいるよう。場所柄、フランス人のお客様も多く、このクラスのビストロは多くあれど、こんなに雰囲気がある店は珍しいかもしれません。
ル・クロ・モンマルトル
address:新宿区神楽坂2-12 Ryo1神楽坂1F
access:JR飯田橋駅徒歩5分
open:11:30AM-2PM、6PM-9:30PM(夜は予約しましょう)
close:日曜日