旅するように東京を歩く


by cicerone
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Feel Kyoto No.11 -松栄堂-

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        色よりも香こそあはれと思ほゆれ誰が袖ふれし宿の梅ぞも
                             (読み人知らず 古今和歌集)

「松栄堂」の”誰が袖”の説明書に添えられている和歌です。
芳香のする梅は、誰の香をたきしめた袖が触れたので香るのかという意味ですが、少々調べたところその解釈は様々なようで、
”漂う梅の香りから、思う人の衣服にたきしめられた香りをしのんだ”というものや、”女性の家の梅をからかいながら褒めるため、どんな男が来て袖の移り香を残していったのか”、といった解釈もあるようです。

この歌が由来になり、”誰が袖”という言葉がにおい袋を指すようになったとのことです。

d0014408_10501285.gif私は香水コレクターで、つけないことも多いのに、専用のキャビネットがあるくらい沢山の香りを集めています。お香やアロマオイルなども好きで楽しみますが、ここのところ、線香など和の香りが心和むと感じるようになりました。小さな頃はおばあちゃんのにおいって思っていたのですが(^^;

京都でにおい袋を求めたいと思っていたので友人にリクエストしたところ、「松栄堂」というお香の専門店に連れて行ってくれました。
高級な線香等も扱っていますが、1,000円前後で手軽に使用できるにおい袋も豊富です。駅のお土産屋さんに置いてあるものなどと比べると、少々香りが強く感じるかもしれませんが、使っているうちにちょうど良くなってくるでしょう。

お店のホームページを見たら、銀座、人形町にもお店があり、青山には工房もあるのですね。興味のある方は、ホームページを覗いてみてくださいね。

時々、頭が痛くなるくらい香水の強い人がいます。うちの職場にも、大げさじゃなく30mくらい離れていても誰が来たのか分る人がいますが、香りって麻痺してエスカレートするものなのかもしれませんね。ほのかに香る程度に気をつけたいものです。
におい袋のように、衣服や手紙に香りを移して使うものは風流ですね。

松栄堂京都本店
address:京都市中京区烏丸通二条上ル東側
open:9AM-7PM(土日祝日は5PMまで)


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by cicerone | 2006-06-14 11:43 | 東京を離れて