庭園で楽しむ紅葉 -清澄庭園-
2005年 11月 25日

森下駅から隅田川沿いの散歩を楽しんで、都立「清澄庭園」に。
大江戸線の清澄白川駅ができて、アクセスがとてもよくなったという評判ですが、確かに駅のすぐ近く。

でも、のんびりした空気が漂い、深川という街にも溶け込んでいます。
この庭園の魅力はやはり池。「回遊式林泉庭園」という造園手法は、明治の代表的なものだそうです。

池にせり出した数奇屋造りの涼亭は、実に情緒豊か。中に入って紅葉を愛でたい衝動に駆られますが、集会室なので借りないと中には入れない様子。こんな所でお茶会を催したら素敵ですね。
かつては隅田川の水を引き入れており、東京湾の潮の干満によって水量が変化していたようです。現在は、雨水で賄っているとのこと。
同じ都立庭園の「浜離宮恩賜庭園」は、今でも海水を引き入れていますが、唯一の潮入りの池ですね。
庭園のすぐ隣は「清澄公園」。そういえば、駒込の「六義園」の隣も公園です。
紅葉の具合からいうと、この無料の公園の方が色づいていてきれいでした。広々とした、なかなか良い公園です。「清澄庭園」にきたら、せっかくなので隣の公園にも立ち寄ってみるといいでしょう。

清澄庭園
address:江東区清澄3-3-9
access:都営大江戸線・半蔵門線清澄白河駅徒歩3分
open:9AM-5PM(最終入園4:30PM)
close:12/29-1/1
入園料:一般150円、65歳以上70円、小学生以下・都内在住在学中学生無料
