Feel Kyoto No.10 -出町ふたば-
2006年 06月 08日
ちょっと寂れた雰囲気の商店街に1店だけ、大行列ができているお店があります。それも、次から次へと人が加わり、列が途切れることがない。
ここは、「出町ふたば」。お目当ては”豆もち”です。
ガイドブックに載っているのを見たことがありますが、いやはや、人気店なのですね。創業は明治32年とのことですので、こちらもなかなか歴史のあるお店のようです。
飛ぶように売れるとはまさにこのことで、皆さん、豆もち(1個160円)を5個、10個と買っていきます。お赤飯やお萩も気になりますが、圧倒的に豆もちを頼む人が多い。もちろん私も、豆もちを買いました。
それにしても、並んでいる間にも、次から次へと列に加わる人が来ます。豆もちの方も、次々と奥から運ばれてきてました。
帰りの新幹線の中でいただきましたが、開いてみたら、しっとりもっちりの美しい肌。
お味の方は、餡が甘すぎず上品で、塩味の豆がいいアクセント。豆もしょっぱすぎることなく、うっすら塩味で、実に絶妙。人気があるのが分りました。それでも、豆もちだけでこんな行列を作るって、スゴイことですね。京都人て並ぶの嫌いらしいですよっ。
出町ふたば
address:京都市上京区出町通今出川上ル青龍町236
open:8:30AM-5:30PM
close:火曜日・第4水曜日(祝日の場合は翌日)