ここから東に向かって四条通りを歩く。大丸などの百貨店が並ぶショッピングエリアで、地上に出てもずっと屋根付きなので、雨でも大丈夫。
鴨川沿いには”床”といって、川床でお食事ができる店が並ぶ。夏に暑い京都の知恵。鴨川を渡ると景色はぐっと京都らしくなり、「都路里」、「ようじや」などの有名店もちらほら。「都路里」を過ぎたら、花見小路に入りましょう。
祇園を南北に横断する花見小路は、雰囲気があり歩いていて楽しい。
夜、祇園では意外なモダンでカジュアルなバーに行きました。K君、読んでたらお店の名前教えて。
高大寺へ向かっていく途中現れるのが、”石塀小路”。京都を120%満喫できる旅館「玉半」もこの辺り。豆腐が美味しい「豆水楼」も近い。石塀小路を抜けると高台寺の前を通る”ねねの道”。高台寺はredarpelsさんのこちらの記事をどうぞ。
ねねの道から”2年坂”、”3年坂”を上る。3年坂は安産祈願の参詣道にあたるのので、”産寧坂”とも呼ばれる。ああ、有名なお茶漬け屋さんはここなのね。
3年坂を上りきると”清水通り”。お土産屋さんの軒先では八橋を焼いていて、沢山の高校生が群がっている。
清水寺に到着。雨のおかげで霧にけむった山が美しい。湿った新緑の空気をいっぱいに吸い込み、舞台から街を見下ろした。
それにしても、高校生って随分若いのねぇ。体いっぱい声を張り上げて、走り回ったり写真を撮ったり。恋愛の神様の所では、嬉々としておみくじを引きお守りを買っている。同じように修学旅行に来たのはほんのちょっと前のことだと思っていたけど、あれから随分時間が経ってしまったのだな。
ここまでで、写真を撮りながらゆっくり歩いて3時間ちょっと。ずぶ濡れになったけど、しっとりとした京都の街が堪能できるコースでした。
<追記:K君より祇園のバー情報>
72.C.A.D
address:花見小路四条下ル三筋目東入ル
オーナーマスター:トオルさん
*芸舞妓さんや仲居さんに限らず、南座に縁ある役者さんや芸能人の方がお忍びでふらっと立ち寄ったりするそうです。
*5月15日で開店9周年。京都で町屋や茶屋の中を改装して営業するスタイルは、この店がハシリとのこと。
*少々賑やかで小さな店ですが、土地の人間じゃなくても気軽に入れる雰囲気です。祇園で一杯やって帰ろうって時は行ってみてください。マスターも気さくで楽しい方ですよ♪